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親の頭の世界の観念が消え、魂の底から意識が変わった瞬間、息子の脳腫瘍がレントゲン写真から消えた体験談

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以下、佐藤康行著書「天運を拓く」より抜粋

親と子の心は一つなのだから自分の考え方、意識が変れば子供の病気は消える

私の知人に、遠藤さんという方がいます。今までに四万冊以上の本を読み、数え切れないほどの講演会に出席し、五千本の研修テープを聞き、あらゆる宗教、あらゆるセミナーを受け、三十年にわたって自分探しの旅をしてこられた方です。

最初は私と話をしていても、総て「それは知っています」「よくわかっています」とおっしゃっていました。

しかし、私から見ると、それは総て本を読んだり人から聞いたことであって、本人が本当に理解して答えているとは到底思えませんでした。

その方は私よりもずっと年上の方なのですが、いつもニコニコと笑顔で人に接する大変誠実な方でしたので、このまま頭の世界だけで人生を終わってほしくないと思い、私が主宰している『真我開発講座』への参加をお誘いしましたところ、「わかりました」と言って早速、受講して下さいました。そこで遠藤さんは、初めて頭で理解することのできない宇宙の法則、人間の心を体感したのです。

その翌日、遠藤さんから突然私に連絡があり、今すぐどうしても会いたい、というのです。あまりにも強引な電話でしたので、私も時間を空けて待っていました。

会って話を聞くと、息子さんが少し前に突然倒れて脳腫瘍で死ぬかも、というのです。今から福井にいる息子さんの所に飛行機で向かうところなのだが、その前に一時間ほど時間が会ったので、どうしても私と話がしたくて立ち寄ったというのです。

本来ならば当然、動揺して居ても立ってもいられない状況であるにも拘らず、私の所へ来て話を聞いて貰いたいというのですから、聞く方の私も真剣です。

遠藤さんは、『真我開発講座』を受講して、息子さんと自分が実は一体である、一つである、という気がしてならないというのです。

私から見ると、息子さんの脳腫瘍はこれまで遠藤さんが本から得た知識だけで物事を判断し、自分の中の無限の魂を使っていないことに対する一つの現象としか思えませんでした。

本当の生命力を引き出すと、人間はもっともっと生き生きし、総ての病気が消えていくものなのです。

遠藤さんは、「私の残りの人生を総て佐藤義塾の『真我開発講座』を広めるために使わせて下さい」と言い残して羽田空港に向かいました。私はその瞬間、息子さんの腫瘍は消える、と思いました。

なぜなら、息子さんの脳腫瘍の原因は遠藤さんの頭の世界の観念が息子さんに映じたことによるものだからです。

ですから、本人の意識が魂の底から変われば、息子さんの腫瘍は必要なくなるのです。

その四日後、遠藤さんから、息子さんの腫瘍がなぜかレントゲン写真から消えた、という驚きの電話をいただきました。

しかも、息子さんは何事もなかったかのようにピンピンしているというのです。

さらに退院して二週間後、ゴルフコースでハーフを回り、会社の同僚をアッと言わせたそうです。

この本を読んでいる皆さんは、この出来事を、そんな馬鹿な、眉唾だ、と思うかも知れませんが、しかし、私の『真我開発講座』を受け、そのような経験をした方が増えてきているのは事実です。

このことは、人間が総て心でできていて、親も子も総てが魂で繋がっているということの証なのです。

すでに二十一世紀を迎えた我々の魂を向上させていけば、こんなことは当り前になる時代が来るはずです。現代の科学の総力を結集しても作れない、この目、耳、心臓といった、素晴らしいコンピュータが何千年も昔からあった事実を考えると、世の中には、人間の頭では理解できないことの方が圧倒的に多いと思わざるを得ません。

自分の魂で感じ取る、命でわかる、ということは、頭でわかることとは全く違う次元のことなのです。むしろ反対である、と言った方がいいかもしれません。

このお話は、ご本人の了解を得て紹介させていただきました。これは、頭の世界と魂の世界の違いを実証した一例と言えるでしょう。

〜以上、佐藤康行著書「天運を拓く」より抜粋~

 


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