佐藤康行・真我のホットニュースブログ

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札幌刑務所で講演会開催①受刑者から心を揺さぶる感想文

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当時、普通では考えられないような、色々なところから講演依頼がありました。
「犯罪刑務所」、「交通刑務所」、「精神病院のロビー」での講演です。

札幌刑務所の受刑者が800人いました。その7割は出所しても戻ってくるのだそうです。
特に冬になると、北海道ですから寒いので戻ってくるとのことです。
もし、捕まらない人や他の刑務所に入る人を含めたとしたら、ほとんどが再犯を繰り返しているようです。
そんな札幌刑務所での講演では、受刑者から心を揺さぶる感想文をたくさんいただきました。

【札幌刑務所受刑者からの感想文です。】
M.Hさん「人生自由自在を聞いて」

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[刑務所・感想文]人生自由自在を聞いてーーーーM・H 

 講演を聞いてとても感動いたしました。そしてその内容を聞いて、ほんとうに実感させられることが、たくさんあり、とても私のためになる一時間の講演だったように思います。

 なかでも、とくに感じたことは、先生の話の中で、家族を大切にしないやつは、他の人など幸せにできないどころか、自分も幸せになれないといいうところです。

 ほんとうにそんとおりだと思います。私の人生もその一言だったように思います。私はほんとうにこの講演を聞きながら、自分に問いかけました。ほんとうに俺のことをいわれているような気にもなりました。

 私は今まで、三十何年間の人生で、ほんとうに周りの愛すべき人たちを裏切り、迷惑をかけ、どれだけ、不幸にしてきたかわかりません。ほんとうに自分勝手なことばかりして、この刑務所等にも世話になっています。いつもここに務めている間は俺はもう、今度出所したときは、絶対にやらないぞと思いながら出所するのに、また自分勝手なことをして、何度もここでの生活です。

 その度に、娘や父母に心配をかけ、迷惑をかけ、寂しい思いをさせてきた大馬鹿者と、講演を聞きながら、自分のことが頭の中に出てきたのです。

 家族を大事にしないやつは、といわれたとたん、頭を何かで殴られた感じでした。私には、中学生になる娘が一人います。妻とは別れていて、今娘は私の実家で私の父母と暮らしているのですが、私が父に出した手紙は住所の書いてない手紙です。

私はそれだけでも、ほんとうにいつも娘に済まないという気持ちなのです。そうですよね。どこに今時誰が自分の父に出す手紙に、娘が見たら困るので住所の書かない手紙を出している悲しさ・・・・・・。

 自分が悪いのです。この気持ちは、いかに自分が家族を不幸にさせ、心配をさせているかの現れだと感じています。

 この事実がある間は、私は幸せになれないと、今回の先生の講演を聞いて、また頭を先生の言葉でガーンと殴られた気がします。

 考えてみると、その住所のない手紙で、娘はうすうす感じているみたいです。私の父にいったそうです。「パパ、またなの」と。それだけで、家族を不幸にしています。ほんとうに反省し、もうこりごりだと思っています。

 私は話を聞いて、これから二度と住所のかけない手紙は、絶対に書かない人生を送ろうと心に決めたのです。

 話は私事になってしまいましたが、ほんとうに先生の話とおりに、これから家族を絶対大事にしていくことを決めました。

 そのためには、やはり話にあったように、やるぞとやるぞという気合いと努力、そして自分を信じて頑張ること。何事も頑張らないと、仕事もうまくいかないし、家族も自分も幸せになるために、頑張りたいです。

 ほんとうによい話をありがとうございました。私も頑張り、私の周りを幸せにすることを考えながら、生きていこうと思っています。

 ほんとうに佐藤先生の講演で、目が覚めました。頑張ります。ほんとうにありがとうございます。最後に私の体が財産です。ほんとうにありがとうございます。

 

以上M・Hさんの感想文をご紹介させていただきました。

 

ご訪問いただき、誠にありがとうございます。